技術職

2008年入社

事業管理部生産管理課

谷口 和之KAZUYUKI TANIGUCHI

営業と工場の橋渡しをするリンクマン
生産管理の仕事を分かりやすく言うと、工場と一般営業との橋渡しです。製品を製造する時に使う型枠などは、大和クレスの様々な工場で共用なので、その型枠をどこの工場で使用するかの取りまとめや、営業の受注した製品をどこの工場で製造するかの取りまとめを行っています。要するに、生産管理の仕事は、仕事が円滑に進むように陰で会社を支えることが目的なんです。

円滑に業務が進むようサポート
一日の流れは、まず朝に前日一般営業から連絡が来ている受注を確認して、どこの工場でどの製品を製造するか、製品や材料の在庫はあるか、またどこにあるかなどを確認し生産指示を出します。その後、一般営業や工場からの問い合わせに対応します。「ここの工場に型枠があるからこっちの工場に持って行ってね」とかです。最後に、それらのデータを全工場で共有しやすいように整理して一日を終えます。この他にも、新規の型枠の発注や型枠の改善点について提案することもあります。

一丸となって「良いもの」を生み出すチーム力
これは以前いた工場でのミスなんですが、材料の発注ミスをしました。その時、工場の人が他の仕事があるにも関わらず、早めに来て手伝ってくださって、なんとか納期通りに製品を納めることが出来ました。自分がミスしたことに対し、部署を越えた多くの人たちが助けに来てくれたのは、この会社で本当によかったなと思います。また以前、寸法にあまり自信がない製品があり、仮施工というものを行いました。この時、設計や工場の人、一般営業の人たちみんなで話し合い、それぞれの視点で改善点を提案してくれました。部署を越えて一丸となって製品を作り上げたので、大変やりがいを感じたエピソードの一つです。

目立たないことはいいこと
生産管理の仕事のやりがいは、すべての工場が納期に間に合うように円滑に仕事を行えているときです。私は以前、上司に言われたことがあって、それは「生産管理は目立ったらいけない」ということです。生産管理が目立っていないということは、工場が順調に稼働しているということ。そのため、普段の仕事が普段通りにスムーズに回っていくことにやりがいを感じます。今後も確認を怠らず、円滑な仕事を心掛けていきたいですね。
100年続く会社を目指して
私がこの会社で叶えたいのは、この会社を100年続かせることです。コンクリートの寿命は50年~100年と言われていて、ずっと長く使われるものなので、製品の質が悪いと、取引先や地域の人々からの信頼は得られません。大和クレスは社会から信頼され、必要とされ続けるために、誠実であることを意識しています。誠実な仕事をするのはもちろん、働いている社員を大切にする会社でありたいと私は思いますね。また、建築業界など幅広い勉強を若手の人と行い、次の世代に繋げるということも行っています。自発的に気づいたり、勉強したり、丁寧に仕事をしたり、そんな人に大和クレスに来て欲しいなって思います。