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生態系配慮型水路/おさかなステーション

コンクリート三面水路に魚類など水棲生物の生息・生き残り空間を創出します。オールプレキャスト製品であり、工期の短縮、省力化、環境へ配慮が可能です。

概要

コンクリート三面水路に魚類など水棲生物の生息・生き残り空間を創出します。
オールプレキャスト製品であり、工期の短縮、省力化、環境へ配慮が可能です。
本システムの開発より、「おさかなステーション」の構築がオールプレキャストで実現でき、工期の短縮、省力化、環境へ配慮が可能です。

ARIC農業農村整備新技術登録      No.274

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特徴・形状概要

特徴
1.さかなの休息・避難場所

 流速の遅い空間(淀み)を河床に設けて、魚類の休息・避難場所を創出します。
 空間は河床面より低くなるため、渇水期にも水量が確保でき、魚類の生き残り空間となります。
 おさかなステーションに図のような越冬ピット(生息空間)を併設することで、うろ(空洞)の役割を補うことができ、
 魚の生息域の拡大が可能になり越冬にも効果を発揮できます。
2. 施工性
 複雑な形状に対して、型枠工や小規模なコンクリート工が全く不要で、部材の簡単な組立のみの工事です。
 工期の短縮、省力化が図れるとともに、現場打ちコンクリートに伴う工事で発生する廃棄物がほとんど無く、
 水質の汚濁や騒音・振動が大幅に削減できます。
3. メンテナンス
 従来の泥溜め枡とは異なり、流水により土砂が流されやすい構造となっていますので、メンテナンス作業の省力化につながります。
4. オプション
 渇水時の伏流水活用のためのウイープホールやピット管理用の蓋版などをご提案しています。

形状概要
水路幅1000の狭い水路にも、幅500程度の「おさかなステーション」が設置可能です。
但し、水路高さによって設置できる「おさかなステーション」の最大幅は変わります。

標準断面図


標準据付歩掛り
※平成17年度版土地改良工事積算マニュアル コンクリート分水槽据付を参照。
※歩掛は、ブロック(A~E)据付に伴う材料の小運搬を含むものであり、床堀、埋戻、残土処理は含まない。
※バックホウの規格はクローラ型排出ガス対策型 山積0.45m3(平積0.35m3)2.9t吊とする。
※間詰め材は別途計上する。
※現場状条件により、上表により難い場合は、別途考慮する。

用途

水路幅1000の狭い水路にも、幅500程度の「おさかなステーション」が設置可能です。
但し、水路高さによって設置できる「おさかなステーション」の最大幅は変わります。
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