当現場周辺は軟弱地盤であることから、当初の擁壁構造は、L型擁壁と地盤改良で設計計画されていましたが、地盤改良の深さが2.40mと深く、現地は田園が広がる地域で掘削の難易性と環境配慮などから、地盤の支持力向上と沈下抑制などの効果に定評があり、構造物の基礎に最適なトップベース工法『
マイ独楽』を提案させて頂きました。
マイ独楽の場合は掘削深さが0.5m程度と掘削量も軽減され施工も容易で、地盤改良材を使用しない為、周囲の環境への影響を最小限に抑えることが可能です。
又、GLウォールは現場打擁壁に比べ、工期及びコストの縮減を図る事を目的とした製品であり、マイ独楽と同様に容易な施工と建設技能工不足の解消が可能という理由から、セットでの採用に至りました。