概要
小型グランドマンホールとの確実な調整部施工から、マンホールとしての本質性能を追求した管接続構造まで。
次世代を担う下水道整備事業のコアシステムとして開発された新しいマンホールです。
特徴
1. 管路を点検・維持管理しやすい最適な構造
フレキシブルに対応できる管接続アダプタの開発により、マシンホール本体の水平設置を可能としました。
また、マシンホールの中心を管路の屈曲点とし管路の軸芯と一致させたことで、点検・維持管理における視認性を従来の製品に比べ向上させるとともに、芯ズレがおきないため設計も行いやすくなりました。
2. 任意の流入角度に対応
各種インバートと管接続アダプタの任意角度での取付け可能な構造(マシンホールセンターを中心に±7.5°スライド調整機能)により、流入角度90~270度の範囲で自在継手を使用することなく連続的な対応ができます。
3. 各管種に対応
管接続アダプタは主要管種(VU管/HP管〔B形1種〕/CP管〔1類〕/REC管〔B形1種〕)とダイレクトに接続ができます。
4. 管勾配に対応
管接続アダプタは可とう性能を有しており、約90‰までの管勾配に対応できます。
(30‰を越えるときは、接続管の斜め切断等が必要となります。)
5. 優れた安定性・止水性
ブロック嵌合部にソケットリングおよびシーリング材を、管接続アダプタ部には水膨張性止水材を用いることにより止水性の高い安定した施工ができ、さらに仕上げを不要としました。
6. 耐震性
管接続部やブロックの接続部はレベル2地震動に対する耐震性能を有します。
7. 軽量コンパクトで経済的
コンパクトな形状のため小さな掘削幅で施工でき、かつ人力施工が可能です。
8. 確実でスピーディな調整部施工
調整部専用施工材ハイジャスターで、確実なレベル調整とスピーディな施工がおこなえます。
また、併せて使用するAJフレームホルダで斜面施工でのレベル調整も確実です。