堤防、護岸、河床など多様な場所に活用できる箱状のコンクリートブロックです。
ブロック内に客土、或いは石材を充填し、動植物の生息場所と護岸、護床機能を融合しました。
万一、異常出水により客土が流出しても、ブロックが堤本体を護ります。
せせらぎかん-Ｌは、ブロックを大型にすることで経済性と施工性を重視した、法面用の環境保全型製品です。

１．　ブロックが大型で標準型製品1個当りの支配面積が約３㎡ にもなるため経済的です 。
２．　内部に詰めた石材の空隙が動植物に適度な生息空間を与えます 。
３．　曲線部への対応が容易に可能です。
４．　法方向には中詰め材が流出しにくい構造ですので、常時流れにさらされにくい場所では土砂を詰めて緑化することも可能です。
５．　中詰材の流出が想定されるような場所ではクリップを使用することで、ブロック上面に金網ネットなどを設置することができます。

ブロックを大型にすることで経済性と施工性を重視した法面用の環境保全型製品です。
水位以下では石材を詰めることで透水護岸となり、水位以上では土砂を詰めて緑化することもできます。

適用範囲
適応勾配  普通に施工する場合であれば、1:1.5～水平の法面勾配に適用できます。
　(流水の影響を考慮する場合は除く)
適応流速、法勾配、設計水深により変化しますが、通常は 5.0m/s 程度以下の護岸を対象としています。